2005-03-04

ローテクの勝利  [by miyachi]

今日は東京も湿った雪です。と言う事でいつもながら岩本町駅から書泉ブックタワー方面を見た今朝の写真。湿っているので地表はシャーベット状態です。これが凍ると危ないんですが溶けてくれると良いなぁ。この程度の雪は北の人から見ると「何じゃそりゃ?」なんでしょうね。東京の人は慣れて無いって事で。子供は喜んでました。

さて昨夜は久しぶりに借りていたDVDを見る事に。タイ映画の「マッハ!」です。面白い!お奨め!キャッチが、

 一つ CGを使いません。
 二つ 死んでもワイヤーを使いません。絶対。
 三つ 主役は俺だ。スタントマンを使いません。
 四つ 早回しを使いません。
 五つ 最強の格闘技ムエタイで闘います。

などとなっています(笑) つまりハリウッドのハイテク映画、例えば「マトリックス」なんかの対極に位置する映画かもしれません。ジャンプする時にトランポリンみたいな物は使っているようですが、それ以外は全て生身で本人が演じています。

主人公のトニー・ジャーはほとんど笑顔を見せない辺りがブルース・リーを彷彿させます。ペアとなるタイのビートたけしことベットターイ・ウォンカムラオ(覚えにくい名前だ(^^;)のコミカルな感じとマッチして、バックに流れるタイ音楽がまた淡々していて、タイ世界に引き込まれます。

メインストーリーはある村から盗まれた仏像の頭部を、その寺で育てられた孤児であるティンが探す為にバンコクで盗賊団と闘うだけなのですが、悪役は悪役らしくサイドストーリーも絡めつつ、最後は期待通りに盛り上げてくれる王道を行く辺りが良いです。

古式ムエタイと言うのもカンフーばかり見慣れた目には斬新でした。主人公のティンが何よりカッコ良いし強い!本当に体当たりの格闘シーンの連続で「生」の迫力が伝わって来ます。「カッコ良いと言うのはこういう事だ!」と言うメッセージがもうビンビンです。

ハイテクを使わず生の迫力をローテクで押してくる姿勢がすがすがしくさえあります(笑) 例えれば、普段美味しいものばかり食べていて久しぶりに食べるチキンラーメンの美味しさでしょうか(違)

同じ監督でトニー・ジャーの新作「トム・ヤム・クン」は今年公開だとか。楽しみかも。

2005-03-04 12:53:05 - miyachi - [一般] -

コメント一覧

藤谷芳浩 のコメント

お久しぶりです。
私も先月DVDで見ました。ブルースリー以来の衝撃でしたね。
楽天日記の方に感想を書いているので、トラバかけたのですが、
まだ、TBだめなんですね。前年!
といことで、↓コチラです。
http://plaza.rakuten.co.jp/...
2005-03-11 12:56:37

miyachi のコメント

藤谷さんもご覧になってましたか(笑)いやこの映画楽しかったしカッコ良かったです。昨夜ジャッキーチェンの映画をテレビ東京でやっていたので少しみましたが、マッハ!に比べるとやはり迫力面ではかなり見劣りしちゃいますね。まぁ別の意味では楽しいので別の良いのですが。

TrackBackもいつデバッグ出来るのやら。こちらはすみませんが気長にお待ち下さいm(_ _)m
2005-03-11 18:22:02

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